我が家の近所には、小川が流れている。



イメージ 1




ここは元来、江戸時代に掘られた用水路だった。
高度経済成長期にどぶ川のようになり、その後埋め立てられていたが、
昭和50年代の環境改善政策の一環で、通水が復活した。



現在は川からの水だけではなく、下水処理場で高度処理された再生水が流れている。
汚染に強いと言われる鯉だけでなく、メダカやハヤなども見られる。

ここのもう少し下流では、近くの小学校が中心となって、ホタルの生育が行われている。
僕も数年前観たが、数は少ないものの、本物のホタルだった。

日本の下水処理技術は素晴らしいと思う。





温かくなると近所の子供たちが水遊びをしたり、魚やザリガニを採取したりする。
今日も大盛況、向こうの方まで、子供が連なっている。

イメージ 2






我が家は何しに来たかと言えば、
その前日息子がザリガニを、それこそバケツ一杯に捕ってきたので><
放流しに来たのだった。

僕も昔100匹以上持ち帰って、親が困惑していた。
30年の時を経て知る、親心。




川に戻って、イキイキとしだす、ザリガニ君。


放流している隣では、他のハンター達が目を輝かせていたので…、

ザリガニ君よ、GOOD LUCK !


イメージ 3





僕が子供の頃の東京は、水質改善は進んだものの、大気汚染は深刻で、
夏は毎日のように光化学スモッグ警報が出ていた。

経済の成長と新しい物の開発は良いことだけれども、すでにあるもの、こんな自然なんかが犠牲になってしまうのは、哀しい。

子供たちが賑やかに遊んでいるのを見ると、
人間にはこういう過去から共にあるものが、必要なんだなと感じる。

人間は大切なものを、一時忘れることがあっても、必ず思い出して取り戻そうとすることができる。

やっぱり人間っていいなと、思う。