先日のTRMでも、審判をやらせてもらった。
キッカーズさんとファイターズさんの、二試合である。
我ながら、だいぶ板についてきたと思う。
やるならちゃんとやろうと思うので、
まずはカタチから、ということで審判用具もちゃんと揃えた。
子供たちにも本物を見せたいと思うので、ジャンケンでなくちゃんとコイントスをしたり、試合中のコールやジェスチャーもちゃんとやるようにした。
練習試合だと特にそうなのだが、みなさんファウルをあまりとらない。
なのでなんとなく自分も躊躇していたファウルの笛も、しっかり取るようにした。
すると普段より細かく試合が止まるので、子供たちが、
「なんで(ファウル)?」 というような顔をする。
GKがボールを手で扱った時にボールがエリア外にあったとか、
相手と近い場所で足を高く上げて危ないとか、
そういうジャッジをしたときに、子供たちは{?}という顔をする。
でも各チームのコーチが、「今のは危ないぞ」とか、「ボールの位置が問題なんだぞ」などとフォローしてくれると、ありがたい。
特に意識しているのが、
熱くなって相手を突き飛ばしてしまったりする行為である。
まだ低学年だからまだしも、高学年の公式戦でこれをやってしまうと、退場もありうる。
幼い頃から、しっかり正さなければいけないと思う。
もう一つが、足へ行ってしまったファウル。
やはり子供たちに「怪我」をさせたくはない。
怪我が原因で、プレーを怖がるようになる子は、僕の世代にも多くいた。
怪我させないように、サッカーを辞めさせる親もいるかもしれない。
なにより子供たちに伝えたいのは、
怪我をしないために、自分たちの身体を守るために、
ルールにあるんだぞ、
ということだ。