年明けにはトレセンからの選抜メンバーによる「五年生選抜大会」がある。
先々週のトレセン練習は事実上その選考会であった。


その結果が届いた、
残念ながら息子は不合格であった。


実は当日の最後に、メンバーが二グループに分けられた。
片方には昨年のキッズエリート組の多くが並び、息子はそちらにいなかった。
だからなんとなく、ダメだったかなと思っていた。





息子は、息子のベストを尽くしていたと思う。
だが、上には上がいるのが競技だから、結果は残念だが仕方ない。
知人のコーチが教えてくれた。
昨年のキッズエリートがそのまま選ばれていますよ、元から決まっていたんじゃないですか、気にする必要はないですよ。

うちのチームからは去年のキッズエリート組がそのまま選ばれていた。
そうなのかなーとも思うが、気遣ってくれての言葉かもしれない。
それにしても、息子自身が去年跳ねかえされた壁を今年は乗り越えたいと思っていたのだから、仮に出来レースだったのだとしてもやはり残念だ。





もちろん息子のプレーは、ひいき目に見ても抜けたものではなかったと思う。
トップ23人に選ばれなかったのも、納得はゆく。

これは日本代表にも言えることだと思うが、一度選ばれたメンバーに割って入るのは簡単ではないと思う。選ばれた方もまた選ばれるよう必死だし、選んだ側も前の選考が間違いだったと言われないよう、真剣に選ぶからだ。

だからそこに割って入るには、明らかに自分の方が上だなと誰にも分かるようなアピールが必要だと思っている。
今の息子には、それが足りなかっただけのことだ。

僕は以前から思っているが、負けた時にどうするか、が大切だと思う。
最後の最後まで勝ち続けられる人間はいないし、負けを知らずに来た人ほど一度の負けでダメになるケースは多い。





息子もなんとなくダメだったろうと思っていたようで、結構サバサバしていた。

だが、一点変わったことがある、
それは食事の量を明らかに増やしたことだ。
ご飯を残さずに食べきったり、その後にラーメンを食べたいと言いだした。

息子が落選から学んだことは、身体を大きくしなければならないということなのかもしれない。
それなら今回の躓きは、決して悲観しなくていいと思う。

いや待てよ、
ラーメンを食べるのもいいが、廉価なものじゃなくて「〇ープ軒」とか「横浜家系濃厚トンコツ醤油」だったりするので、普通にラーメンが食べたいだけかもしれないが(笑)





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